巨大数研究 Wiki
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ロングスケールは、西洋の命数法で -illion や -illiards という接尾語を使って数字を作る方法である。例えば billion はショートスケールでは109であるが、ロングスケールでは1012となる。以前はイギリスでも使われていたが、現在では英語圏の国では使われていない。フランスやドイツなどの多くの大陸ヨーロッパの国々で使われている。

ルール

  • 数字の桁を下の桁から3桁ずつに区切る。区切りは0番めから数え始める。
  • 奇数番目(2n-1番目)の区切りは、n番目のラテン接頭語に -illion の接尾語をつける。偶数番目(2n番目)の区切りは、n番目のラテン接頭辞に -illiard の接尾語をつける。0番目の区切りは thousand になる。

歴史

Long and short scalesによると、1475年にフランスの数学者ジェオン・アダムがbymillionを1012、trimillionを1018として、1484年にはフランスの数学者Nicolas Chuquetが million = 106, byllion = 1012, tryllion = 1018, quadrillion = 1024, quyllion = 1030, sixlion = 1036, septyllion = 1042, ottyllion = 1048, nonyllion = 1054 とするロングスケールの体系を作った。その後、ヨーロッパの言語ではロングスケールの体系が確立されていくが、18世紀からアメリカでショートスケールの用法が始まった。イギリスでは長らくロングスケールが使われていて、ブリタニカでもその記述が残っている[1]が、1974年12月20日に英国首相のハロルド・ウィルソンが英国議会の質問に対して、英国の統計ではbillionを109の意味で使うと書面で回答したことから、公式にはイギリス英語でもショートスケールが用いられていると解釈されている。

このような歴史的な経緯により、フランスやドイツなどの多くの大陸ヨーロッパの国々で、ロングスケールが使われ、英語ではショートスケールが使われている。ヨーロッパ系以外の言語も、ショートスケールあるいはロングスケールの影響を受けているものが多くある。現在、世界各国の言語でショートスケールとロングスケールのどちらが使われているのかは、Long and short scalesにまとめられている。

65536 = 65 thousand 536

563535443 = 563 million 535 thousand 443

12782303323 = 12 milliard 782 million 303 thousand 323

7625597484987 = 7 billion 625 milliard 597 million 484 thousand 987

出典

  1. Large numbers, Britannica

関連項目

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