サラダ数 (Salad number) は、既存の様々な巨大数や巨大関数を組み合わせて作ったエレガントでない巨大数をけなす言葉であり、特定の1つの数字をあらわす言葉ではない[1][2]。巨大数に興味を持ったばかりで巨大数論を十分に理解していない人は、定義を複雑にすればより強力になると勘違いして、そのような巨大数を作りがちである。
この用語は、Googology Wiki の設立者である Nathan Ho が考案した。Sbiis Saibian は、「巨大数があるところに、必ずサラダ数あり」と、インターネットのルール34というミームになぞらえてジョークを言った。
サラダ数の例には、BOX_M~ や Meameamealokkapoowa-arrowa などがある。
Googology Wiki では、そのようなサラダ数で情報源が確定していないものは削除されるが、その中で面白いものを集めているユーザーもいる。また、ユーザーページで作成されているクルトニリオン[3][4]というサラダ数もあり、サラダ数を作成したいというユーザーを Googology Wiki の本体からこのページに隔離するために作られた形跡がある。一方、クルトニリオンはまずいので、おいしいサラダ数を作ろうとするユーザーもいる。
出典[]
- ↑ Saibian, Sbiis. Ultimate Large Numbers List Part II. Retrieved May 6, 2014.
- ↑ Saibian, Sbiis. 4.2.4 - The Fast Growing Hierarchy below Epsilon-naught. Retrieved May 6, 2014.
- ↑ 製作者であるGoogology WikiユーザーVel!氏による記事が削除されている間に作成されたGoogology WikiユーザーCloudy176氏によるCroutonillionの記事
- ↑ Cloudy氏による記事が削除されている間に作成されたGoogology WikiユーザーEners49氏によるCroutonillionの記事